マウナケアについて

「マウナケア山頂・サンセット&星空ツアー」のスタンダードツアーは、英語でのご案内となります。ツアーをよりお楽しみいただけるよう、ツアー内容を簡単に日本語でまとめました。

マウナケアは、ハワイ先住民やハワイ文化にとって最も神聖な場所のひとつです。私たちは、マウナケアとハワイ島が持つ自然の美しさ、文化、人々、歴史への深い理解と敬意を持ち、この偉大なる聖地でツアーを催行しております。

皆様も、ハワイアンの歴史・文化への敬意を胸に、穏やかな心と畏敬の念を持ってこの聖地に触れていただければ幸いです。

マウナケアってどんな山?

  • 標高4,205メートル。ハワイ州、そして太平洋地域最高峰。
  • 現在は休火山で、最後の噴火は約4,500年前とされています。
  • 先住ハワイアンにとって最も聖なる山として崇められてきました。
  • 山頂は世界でも稀な天文観測の適地で、各国の天文台が建設されています。

マウナケアの文化的背景

ハワイアンの信仰において、マウナケアは祖先の霊が宿る場所であり、山頂は神々が住む神聖な領域、天と地が繋がる特別な場所として古くから崇拝されてきました。山頂付近には古来の儀式や祭りの跡が今も残り、貴重な文化的遺産として守られています。

山頂の天文台について

マウナケア山頂に世界各国の天文台が集まるのは、安定した気候、乾燥した澄んだ空気、適度な標高、機材運搬のしやすさ、少ない光害など、世界でも類を見ない観測条件が揃っているためです。

日本の国立天文台が運用する「すばる望遠鏡」もそのひとつで、直径8.2メートルの主鏡を持ち、天体物理学の最先端研究や天文写真の撮影に使われています。

なお近年は、老朽化した施設の撤去(デコミッショニング)も進んでおり、天文台群は聖地への配慮から徐々に規模を縮小していく見通しです。

マウナケアの天文台群

聖地と天文台建設をめぐる論争

近代的な観測施設の建設によって、マウナケアが持つ聖地としての意味が損なわれるという指摘が長年なされてきました。聖なる山をこれ以上科学によって汚したくないというハワイアンの思いと、最高の条件が揃うこの地で宇宙開発を行いたい科学者たちの思い――両者の共存は簡単ではなく、論争は今後も続くと見られています。

オニヅカ・ビジターセンター

標高2,800メートルのオニヅカ・ビジターセンターでは、山頂の低酸素環境に身体を慣らすため高度順応の休憩を取ります。

名前の由来は、ハワイ島出身の日系人宇宙飛行士エリソン・ショージ・オニヅカ氏。1986年、スペースシャトル「チャレンジャー号」の事故により殉職しました。

噴石丘

数千〜数万年前、マウナケアなどの火山が活発だった時代にできた円錐形の小丘です。マウナケア周辺だけでも100個以上確認されています。

マウナケアとマウナロア

楯状火山

ハワイ島の火山はいずれも稜線がなだらかな「楯状火山」です。粘度の低い溶岩が広く遠くまで流れるため、裾野の広いなだらかな形になります。標高4,205メートルの山頂まで車で行けるのも、この緩やかな斜面のおかげです。

マウナケアの噴石丘

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